みつあみマラサダ日記

アメリカ、虹の州在住のみつあみマラサダが、日常のあれこれ、お気に入りの食べ物や生活雑貨、ふと考えたことなどをのんびり書いていきます。

【やらず嫌い】「カフェでパソコンで仕事」を3週間試してみた時の話。

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私は、カフェにパソコンを持ち込み一人で仕事をする、いわゆる「ノマド」とやらをした事がなかった。主な理由としては、

  • コーヒー代が勿体無い
  • 音が無いところで作業をする方が捗る

と思っていたからである。そのため、作業はもっぱら家で一人でしていた。

 

友達やクラスメートと勉強をする時にカフェでパソコン作業をしたことはよくある。しかし、私の中で「カフェでのコーヒー代」というのは、飲み物それ自体に払っているというよりは、「人と時間を過ごすための場所代」として払っている感覚があったので、人と話さずに一人で出来る作業をわざわざお金を払ってまでカフェでする必要性を感じたことが無かった。 それに特にコーヒー好きでもない私。作業中に喉が乾いたら家でお茶でも沸かせば良いじゃん、と思っていたのだ。

 

とはいえ、カフェで一人でコーヒーをすすりながら、パソコンを睨んでカタカタする、というのは「ちょっとカッコいいなあ」などと思っていた。なんか少し、やってみたいぞ。そう思い立ったらなんでも試してみるのが良い。今回は、「カフェでパソコンで仕事」を3週間(週3〜4回くらいの頻度で)試してみた時に学んだこと、感じたことを書いてみようと思う。

 

カフェ選びが大事

カフェでの仕事が楽しくなるかどうかは、ここにかかっていると思う。

 

家からある程度近く、何時でも適度に空いていて、Wi-Fiが使えて、充電ができる。この条件が揃っていないと、カフェに行くのが憂鬱になる。「行っても席空いてるかな」とか「遠くて行くの面倒くさいな」となってはカフェに行く、という第一ステップでつまずいてしまう。私はたまたま家から徒歩10分程のところに何時に行っても人がまばらで、充電用アウトレットもたくさんあるカフェを見つけたので、ここで3週間を過ごすことにした。

 

お金を払っているから集中せざるを得なくなる

ホットコーヒー1杯、約3〜4ドルだ。その一杯で5時間も6時間もカフェに居座るというのは、客が少ないとはいえ非常識なのでは、と思うので、せいぜい2〜3時間で帰るようにしていた。

 

そうすると、コーヒー代の4ドルを意味のあるものにするために、その時間内で出来るだけ作業を終わらせなくては、と集中せざるを得なかった。限られた時間を有効に使うために、やる事リストを整理して優先順位をつけておく。ふらっとYouTubeで「あざらし 腹を叩く 可愛い」なんて検索している時間なんぞない。「コーヒー代まで払ったのに全然作業進まなかった〜」となると悔しいので、とにかく集中してカタカタと仕事を終わらせた。これはなかなか気持ちが良かった。

 

集中力と場所はあまり関係ない

となると、集中力と場所はあまり関係ないのだな、と思った。私は今まで、家で作業をする事が多かったから、「家で作業した方が集中できる」と思っていたが、集中しようと思ったら以外とどこでもできるんだな、というシンプルな発見だ。

 

家に居てもだらけるときはだらけるし、ベッドやテレビ、冷蔵庫があるせいで、もしかしたら実はカフェよりも誘惑が多いのかもしれない。「カフェは周りに人がいるから集中できない」というのは「家で一人の方が集中できる」をひっくり返しただけの、私の勝手な思い込みだったのかもしれない、と気付く。

 

集中力と周りの音もそんなに関係ない

 一旦集中してしまえば以外と周りの音は気にならないことに気が付いた。これは先ほど書いた事と同じなのだが、「私は静かなところの方が集中できる」の逆、「私は音があるところだと集中できない」と勝手に思い込んでいただけみたいだ。

 

とはいえ、私はやはりどちらかというと音がない環境の方が好きなのだが、これは「好みの問題」であって、音があるないが私の集中力に多大な影響を及ぼしているわけではない、ということが分かった。

 

マイカップを持っていくと少しいい気分に

何日かコーヒーを買ってみて気になったこと、それはゴミの量である。コーヒーカップ、フタ、ストロー、そしてナプキン。店内で飲みます、と伝えると陶器のコーヒーカップで出してくれるお店もあるが、私の行ったカフェは常にテイクアウト用のカップを使用していたので、自分が家で使っているサーモカップを持っていくことにした。

 

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「自分のカップを持ってきたんですけど、これにコーヒーを入れてくれますか?」というと、店員さん、笑顔で「もちろん!」とのこと。こうすると、ゴミも減るし、コーヒーはずーっと温かいし、お店によってはマイカップ持ち込みでディスカウントもあるし、良いことずくめだ。それに、なんかちょっと小慣れた感が出る気がして、「うしし、ちょっとおしゃれな気分だもんね」とニヤニヤできる。

 

 

上記以外に気付いたのは、カフェで一人で作業をするとトイレに行きたい時が困るなあということ。携帯と財布だけを持ってリュックを残してトイレに行ったこともあるが、やはりこれは防犯的にまずいのでは。万が一のことを考えると、自分のものは自分で管理するのが最善である。増してやコーヒーを飲んでいるといつもよりもトイレに行きたくなるから、これには困ってしまった。

 

そして、コーヒーを空きっ腹に飲むと腹痛を起こすということも発見。「そんなの当たり前じゃん!」と思われるかもしれないが、美容系YouTuberが「私の、朝一番にすることはコーヒーを飲むことです。」などとモーニングルーティーンで言うのを良く見ていたから、朝一に飲んでいいんだったら、お腹が空いている時に飲んでも大丈夫なものだと思っていた。実際に私の親が毎朝一番にコーヒーを飲むが、お腹はなんとも無さそうだから、私も、と思ったのだが、私の空きっ腹にコーヒーは合わないようだ。

 

 

やらず嫌いだったカフェでのパソコン作業。3週間試してみると、「カフェで仕事も悪くないじゃん」となった。休憩中にベッドでころころ出来ないのはネックだが、家で作業に飽きたら、カフェに行ってみるのもプロダクティビティ(生産性)アップに良いかもしれない。

 

ちなみに3週間の間に何回もホットコーヒーを頼んだが、コーヒーは未だに苦手なままだ。

もう3年日本に帰っていない私が恋しい日本の食べ物5選。

現在アメリカ、虹の州在住の私だが、なんやかんやで実はもう3年近く日本に帰っていない。帰れるのであればそうするし、以前は一年に一回は日本に帰国していたのだけれど、ここ何年か何かと忙しくてそのタイミングが無かった。

 

私の住んでいるところは日本人も多く、日系スーパーもあるし、それ以外のお店のアジアン食品コーナーもそれなりに充実している。とはいえ、やはりこっちでは手に入らないもの、買えるとしても値段が高くて諦めるものなどが多々ある。

 

そんな、もう3年近く日本に帰っていない私が心から恋しい日本の食べ物を5個選んでみた。

 

1. 明太子、タラコ

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これは日系スーパーには売っているのだが、値段が高い上に、あまり色味が良くないことが多くて買ったことがない。小さいタラコが一つで5ドルくらいだったり、やたら上等な木の箱に入ったお土産用のような明太子が20ドル以上だったりする。そんなに高いお金を払ってまで...と思い悩んで買わず、ここ何年か食べていない。

 

明太子やタラコは、スーパーで割と手頃な値段で買えるのに、炊きたてのご飯の上に乗せると、日常のご飯が少し贅沢になった気をさせてくれる、というのがいいのである。ちなみに、私が日本の空港に降り立ったら最初に買うのはいつも明太子かタラコのおにぎりだ。

 

 

2. 牛乳プリン

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白いパッケージに赤いお日様マークのあれ、である。白くてツルツルプルプルの牛乳プリンだ。ミルクの優しい風味が大好きで、食後のデザートに欲しくなる。これは私は今までこっちのスーパーで見かけたことがない。無いとなると余計に恋しくなるもので、最近無性に牛乳プリンが食べたい!となっている。

 

「そんなの家で作ればいいじゃん」、というのは無しだ。私はあの赤いお日様マークの牛乳プリンが食べたいのである。

 

3. お寿司

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これはもう、おそらく恋しい食べ物ランキング、ダントツ1位である。100円の回る寿司!回らない寿司でもいいが、100円寿司の値段とクオリティに感じるあの満足感が味わいたい。一時期こっちにも1ドル寿司のお店ができたのだが、開店1ヶ月後には値段を上げ始め、1年足らずで閉店してしまった。

 

その他、Genki Sushi やKuru Kuru Sushi などの回転寿司屋だと、値段の割に質と量に満足できないし、本格お寿司のお店では好きなネタを続けてお腹一杯になるまで食べるという乱暴なことはできない。私は100円寿司のホタテと炙りサーモン、ヅケマグロを腹一杯食べて、「お、こんなに食べても1000円か。」と言って腹をさすりながら店を出たいのである。

 

4. コンビニのシュークリーム

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「コンビニの」というのがミソだ。98円くらいで買って、深夜に罪悪感を少し感じながら食べるシュークリームが大好きだ。この手のシュークリームは皮が薄くてしっとり柔らかいものが多い。食べるとクリームが横からも反対側からも溢れて気をつけないと美味しいクリームを落として無駄にし兼ねない。

 

こちらでも、シュークリームは手に入る。「cream puff(クリームパフ)」という名前でパン屋、ケーキ屋、スーパーで見つけることができるが、皮がケーキ屋のそれで、卵の風味が強めで食感が割としっかりめに焼きあがっている。私はコンビニのシュークリームのふにゃっとした皮に大量のクリームという組み合わせが好きだから、「シュークリーム」と「cream puff」は別物だと考えている。

 

5. 美味しいお豆腐

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こればっかりはなかなか探せない。豆腐はもはや全世界に知られた日本の誇るべき食品で、庶民派何でもスーパーのウォルマートから、オーガニック製品が売りのホールフーズまで、tofuと書かれたパックはどこに行っても見つけることができる。しかし、そのセレクションはやはり日本ほど多くない。せいぜい木綿(firm) か絹ごし(soft) 、その中間のmedium firmかが選べるのみで、食感や風味にバラエティは少なく、好きな豆腐ブランドを選ぶという自由もない。そういえば、冷奴用のちょうど良いサイズの食べきりパックも見たことないなあ。

 

ちなみに、こちらにはローカルの豆腐工場、Aloha Tofuがあり、その製品はドン・キホーテやTimes(タイムス)、Safeway (セーフウェイ)といったスーパーで買えるし、味も美味しいが、私はやはり日本の豆腐が恋しい。

 

 

その他にも好きな日本の食べ物はたくさんあるが、3年も食べていないとそれはそれでよくなってくるから不思議だ。それでもこの5つはすごく恋しい。次回の帰国で食べたいものを今のうちからリストしておかなくては。

 

次の帰国が待ち遠しいなあ。

チャイナタウンの果実店のおじさんに笑顔で手渡されたsoursop(サワーサップ)を食べてみた。【サワーサップ食レポ&豆知識】

見たことがあるし、それが何かも知っているけど、試したことのないもの、というのが人生には多い気がする。例えば、タイの涅槃仏を見に行った時もそうだったし、台湾の臭豆腐もそうだった。見たことがあるものは知った気になりやすいが、実際に目で見て、手で触れて、体験すると全く違うものだったりする。

 

そんな、「見たことあるけど知らないもの」の一つがサワーサップだ。そこそこ長いこと海外に住んでいて、この時期になるとファーマーズマーケットやチャイナタウンの果物屋さんで毎年見かけるのに、買ったことがなかった。

 

濃いめの緑にチクチクトゲトゲのボディが面白い。いつも行くチャイナタウンの果実店で、「サワーサップねえ...」と思いながら何気なくトゲトゲを撫でていたら、おじさんが「これが食べ頃だよ。すごく甘いよ。」とニカっと笑って手渡してくれた。

 

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この果実店の店主、最初は笑顔もなく少し気難しいお父さん、という雰囲気のある人だなあ、と思っていたのだが、通ううちに顔を覚えてくれて、今では私を見かけるとニカっとして、旬の果物の食べ頃のものをこちらから聞かなくても教えてくれる。そんなのが嬉しくて、手渡されたサワーサップを買って、大事に持って帰ってきた。ちなみに、これは約600gで3.84ドルだった。

 

食べ方は簡単で、半分に切り、真ん中の芯をよけてスプーンですくって食べるらしい。熟していないものは硬くて濃い緑だが、食べ頃のものは柔らかくて緑が少し薄くなっている。半分に切ると、中身は白く、少しトロッとしている。

 

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私はてっきりパパイヤとかキウイのような感じのものを想像していたから、簡単にスプーンですくえるのだと思っていたのだが、実際はタネが一つ一つサヤのようなものに入っている上にそれがなかなか芯の部分から離れてくれなくて、グリグリとスプーンで切り離しながらすくっていく。

 

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白い果実に、真っ黒なタネである。

 

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これが芯の部分から離した種とそのサヤのようなもの(果実部分)だ。

 

食感はというと、柔らかいけど、少しシャキシャキする、といった感じである。こんな例えをしても分かりにくいだけかもしれないが、乾燥りんごチップのお菓子を口の中にいれてふやかしたときの、ふにゃふにゃシャリシャリ、にみずみずしさを足した、といったところだ。

 

味はというと、例えがなかなか浮かばない。今までに食べたことのない味だ。(強いていうなら、これまた分かりにくいだけなのだが、フェイジョア、という果物に似ている。フェイジョアもこれまた馴染みのない果物だから、全くいい例えにならないなあ。)

 

甘くて、酸っぱい。「soursop taste」で検索すると「イチゴとパイナップルの中間に、柑橘系の爽やかさを足したような感じ」と表現されている。言われるとそんな気もするし、違う気もする。私だったらこれに、「梨のような爽やかなみずみずしさと、味の薄いドリアンのようなクリーミーさ」と足したいところだ。

 

【サワーサップの豆知識】

美味しく食べたものの、サワーサップについてあまりにも無知だったため、食べてからいろいろ調べてみたところ、どうやらものすごく体に良いらしい。

 

サワーサップは、またの名をgraviola(グラビオヤ), guabanana(グアバナナ), あるいはBrazilian paw paw (ブラジリアンパウパウ)というらしい。ブラジリアンパウパウとはなかなか可愛らしい響きだ。

 

以下の記事を参考にすると、栄養素としては、ビタミンCとB、抗酸化作用に秀でており、種をパウダー状に加工したものや、葉を煎じて薬として飲むこともできるそう。

 (サワーサップの効能をまとめたサイト↓)

記事に書いてある主なサワーサップの効能をまとめると、

  • 寄生虫の駆除
  • 抗炎症作用
  • 呼吸器官系の問題の改善(鼻づまり、せき、イガイガを抑えるなど)
  • 不眠症改善
  • スキンケア(パウダー状に加工した種が使われるらしい)
  • 癌予防
  • 免疫力の向上
  • 胃腸の健康の向上
  • 痛み止め

などなど...昨日のペパーミントオイルといい、今日のサワーサップといい、自然に生るものが秘めているパワーってすごい。

 (「昨日のペパーミントオイル」、とはこのことです。↓良かったらチェックしてみてね!)

mitsuamimalasada.hatenablog.com

 

 

サワーサップ、もっと早く食べておけばよかった。効能うんぬんより、とにかく美味しい。爽やかで、夏にもってこいだ。ローカル商店のスムージー屋さんでよく、サワーサップのスムージーも見かけてはいたのだが、「サワーサップねえ...」と横目に見ては、その隣の無難に美味しいマンゴースムージーを頼んだりすることが多かった。

 

次はサワーサップスムージーだな。暑い日に、買おう。

 

 

 

 

 

 

 

安価アメリカシャンプーがヘッドスパに変身!ペパーミントオイルにハマりそう。【Whole Foods Peppermint Essential Oil, Suave Professional】

実は、結構前からペパーミントオイルが気になっていた。日本語でいう、ハッカ油である。ハッカ油を水に数滴垂らして作るハッカ油スプレーが虫除けに良いと何年か前に知り合いにオススメされてから、気にはなっていたものの買うまでに至っていなかった。

 

しかし、3ヶ月程にまたハッカ油が欲しくて仕方なくなる出来事があった。それはヘアサロンでのシャンプーだ。私を担当してくれた美容師さんが、スースーするヘッドスパ用のシャンプーを使ってくれたのだ。「おウチでヘッドスパ!」の類のシャンプーは使ったことがあるが、それよりも強い、今まで経験したことない爽快感に魅了されてしまった。

「今使ってるシャンプー、何ていう名前ですか?買えますか?」

「うちのサロンで取り扱ってるシャンプーよ、後で紹介してあげる。」

なんてやりとりもしたが、結局忘れてしまい、あの爽快感を味わうにはどうすれば、と考えたところで「家のシャンプーにハッカ油を入れる!」となったのである。

 

私の家の近くのお店で見ても、15mLで6〜7ドル位のものが多かったので、うーん、ちょっと高いなあなどと思って買い渋っていたのだが、今日久しぶりに行ったWhole Foods(ホールフーズ)Peppermint 100% Essential Oil 30mLで9ドル程で売っていたので思い切って買ってみた。

 

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フタを開けると、スゥッとした良い香りだ。これは期待できるぞ、とニヤニヤしながら、いそいそとボトルをシャワーに持ち込む。

 

どれくらい入れるといいなどは調べることもせず、とりあえずシャンプーに5、6滴と思ったら勢いで10滴ほど入ってしまった。スースーさせてくれよ、とドキドキしながら頭を洗い始める。

 

「んー、いやまだまだスースーしないなあ、もう少し足した方が良かったかなあ」、などと思ったのもつかの間、目と鼻がスースーする。お、いいぞいいぞ、と続けて頭をガシガシしていると、なんか、全身が、スースーする!シャンプーの泡が垂れて、首も背中も耳の周りも、寒いくらいにスースーするのだ!

 

この時点で「うひょひょひょひょ」と声が出てしまうくらいにハッカ油の爽快感に圧倒されているのだが、私はまだこいつの本気を知らなかった。全身の爽快感に慣れつつ、それでも頭をワシワシし続けると、やっとここで頭皮がスースーしてくる。「フレッシュ、爽快ミント!」というようなスースーではない。なんだかこう、ジーンと「効いてくる」スースーだ。

 

全身がスースー、頭がジーンとスースーである。気持ちよくていつもより長めにワシワシと頭を洗って、流す。流す間もスースーである。リンスをして、流して、お風呂を上がっても、まだスースーする!そしてハッカ油の香りもしばらく楽しめる。いやあ、これはいい買い物をした!クセになる爽快感がいい。更に最近ムシムシと暑いので、もう完璧。ブラボー。スタンディングオベーションである。ハッカ油よ、見事だ!

 

ちなみに今日使ったのは、アメリカでメジャーなSuaveというシャンプーである。今回買ったのは523mL、シャンプーとリンスのセットでウォルマートで5ドル程のお手頃シャンプーだ。写真のものはrosemary+mint(ローズマリー+ミント)で、ハーブの香りが爽やかだ。

 

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どうやら調べてみると、この他にもハッカ油の使い道がたくさんあるらしい。

  • 筋肉、関節痛の緩和
  • 鼻づまり、呼吸器官系のケア
  • アレルギーの緩和
  • 体力の増進
  • 頭痛の緩和
  • 過敏性腸症候群の症状の緩和
  • フレッシュな息、お口の健康に
  • 髪の毛の成長促進、フケの抑制
  • かゆみ止め
  • 虫除け
  • 吐き気の緩和
  • 子供のたそがれ泣き
  • スキンケア
  • 日焼け予防、ケア
  • もしかしたら癌予防に効く可能性が

などなど...使い方は用途によって違うから、きちんと調べて使うことが大事そうだ。しかも、ハッカ油は自然由来の成分、というのも嬉しいボーナスポイントだ。(キッチンの虫除けなんかは、ハッカ油スプレーだと安心だよね!)

 

すごい、ペパーミントオイル。是非、使いこなさなくては。

 

もう今から、明日のシャンプーが楽しみで仕方ない。スースージーンの虜になってしまったようだ。

ちょっと暇だから、私の「なんとなく怖いもの」をリストしてみた。

私は、「リストにする」、という行為が結構好きだ。頭の中にモヤっと漂っていたものがキチンキチンと整っていくのが目に見えるし、リストを作っている作業の中で新しい発見や思いつきがあって楽しい。

 

今日は今ちょっと暇しているから、私のなんとなく怖いもの」をリストにする事にした。ポイントは、「なんとなく」怖いというところである。私は現実的に一番怖いのは人間だと思っているし、幽霊とかそういうの見たことないけど、「なんとなく」なんていうレベルでの怖さではない。

 

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なんとなく怖いもの、その1: ベッドから足や手をだす

なんとなく怖いレベル: 1 / 5

これは、共感してくれる人も多いのではないだろうか。暑いなあと思ってベッドから足を出すと、何かに足を引っ張られる気がしてなんとなく怖い。手も同様である。ベッドから手が垂れ下がってようものなら、ベッドの下にいる「何か」にピトッと手を触られる気がして、足も手も毛布に入れて寝るようにする。あんまり暑い時は毛布から手足を出す代わりに、枕元の電気をつけたまま寝る事もある。

 

なんとなく怖いもの、その2: トイレの流水音

なんとなく怖いレベル: 2.5 / 5

これは自分で水を流す時だ。別に誰かが流した音とか、音姫の疑似トイレ流水音が怖いわけではない。用を済ませて、自分でレバーを押した瞬間に出る、「ジャー!!」という流水音になぜかヒヤッとするのだ。特に、人がいないトイレ、夜に一人で目が覚めてしまった時に済ますトイレなんかは最悪だ。

 

トイレが怖い、という人は実は多いのではないか。下半身丸出しの無防備な体勢で、個室にいる、というのは実はなかなか怖いシチュエーションである。それでも、トイレで用を済ますまでは大丈夫なのだが、水を流して流水音が響く瞬間、というのがたまらなく不安な気持ちになる。小さい頃から、水を流した瞬間に猛ダッシュでリビングに戻っていたりしたが、今も実は同じことをするとき、ある。トイレに自分以外誰もいないときとかね。

 

なんとなく怖いもの、その3: 一人で鏡を見ながらドライヤーで髪を乾かす

なんとなく怖いレベル: 4.5 / 5

これは、周りに理解してくれる人が少ないのだが、私にとっては本当に「なんとなく怖い」のである。一人でなければ怖くないし、鏡を見ながらでなければ髪を乾かし終えることはできる。しかし、「一人で」「鏡を見ながら」ドライヤーを使うとなんとなく不安な気持ちになって、髪が乾いていなくても「うし、これでオッケ!」と早めに切り上げてしまうことがある。

 

仕事が忙しくて夜更かししてしまうときなど、髪を乾かそうと思ったタイミングが深夜だと「う...これは丑の刻ではないか...」などと考えて、「もういいもんね、寝てるうちにきっと乾くもんね」、とベッドに入ってしまうこともある。

 

ゴオーッという大音量のドライヤーの風をすぐ耳元で聞きながら、鏡を見ていると、鏡の中の自分がなんだか自分じゃないような感覚がしてきそうな気がするのだ。私が髪を乾かすのは大抵夜遅い時間が多いから、眠気や疲れでぼーっとしているからかなあ、とは思ったりもするのだが、どうもやっぱり一人で鏡を見ながらドライヤーで髪を乾かすのは嫌、なのである。

 

 

 

他にもなにか私の「なんとなく怖いもの」あるかしら、と考えてみたが、今の所思いつくのはこの3つみたいだ。

 

トイレって、やっぱり怖いものの代表だよね。私が幼い頃、夜にトイレを済ませて水を流してドアを開けたら、いたずら好きな母が顔の下から携帯の光当てながら「だあー」っていって怖がらせてきたっけな...。お風呂あがったばかりだった母が、頭に巻いていたタオルを外したせいで、濡れた髪の毛がボサッとユラユラしていて、暗闇に浮かぶ顔はまるで母に見えなくて、本当に怖かったっけなあ...。

 

そんなことを回想していると、こちらはもう深夜。さて。トイレにいってそろそろ寝よう。

 

 

甘塩っぱいは全世界共通のマジカルループだと思う。【Chex Mix Honey Nut】

私は普段はあまりスナック菓子を食べないようにしているのだが、それでもたまに無性に食べたくなるものの一つがChex Mix Honey Nutである。

 

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これは、Longs Drugというドラッグストアで買って、2ドルちょっとだった。コンビニでもスーパーでも、ガソリンスタンドのミニマートでも、どこでも買える。

 

Chex Mixにはオリジナルやチーズ味、BBQにハラペーニョなどいろいろ種類があるが、私が買うのはこの、Honey Nutだけだ。いろんなお菓子を食べるけれど、定期的に無性に食べたくなるアメリカのお菓子はこれだけだと言っても過言ではないかもしれない。

 

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中身はこんな感じである。Chex Mix Honey Nutのメンバーと、私の考察を紹介しよう。

 

上の四角のアミアミ:Chexというアメリカのシリアル。黄色いのがコーンchex、茶色いのが小麦chexだ。甘くて塩っぱい、ザクザクと歯ごたえも楽しいスナック。恐らく、こいつがChex Mixの中毒性を高める、危険なやつである。他のメンバーより小ぶりで、たくさん入っている。

 

左の0と田:プレッツェル。主に塩っ気担当。表面がツルツル、プレッツェル独特の匂いが良い。Chexと共謀して、食べ始めた者に「もっともっと食べるのだ。」と拍車をかける。私は、四角い方を口に入れて、4つある小さい四角を噛んで小さくしていき、最後に1個の小さい四角だけにできるか、と一人遊びしながら食べるのが好きだ。

 

右の細長い棒公式サイトで確認すると「mini vanilla bread stick」らしい。きのこの山の手で持つところ、みたいな感じである。箸休め、といった感じか。ザクザクのchexを立て続けに食べたところで、食感が軽いこいつはサクサクと楽しいが、特に思い入れのないメンバーだ。

 

右下のくるくる:これまた公式サイトで確認すると「sweet vanilla swirl cookie」らしい。甘み担当だと思うが、バニラクッキー、というほどバニラ感が強いわけでない。他のメンバーより入っている数が少ないので、出てきたときのラッキー感はあれど、これまた私はあまり特筆することが思い当たらない。

 

Chexとプレッツェルの組み合わせがグッジョブだ。甘くて塩っぱくて、更に違う食感のスナックを混ぜていることで止まらなくなる。

 

きっと誰もが経験があるだろう、甘塩っぱいのマジカルループを。カップヌードル(塩っぱい)→アーモンドチョコ(甘い)→さきいか(塩っぱい)→プリン(甘い)...といったようなサイクルで夜に延々と食べてしまったことが、誰しも一度はあるはずだ。(きっと。そうだよね、みんな。)

そんな甘みと塩気のループを一つの袋内で完成させているのがChex Mixである。

 

先ほども触れたが、Chex Mixにはたくさんの味があるし、「chex mix recipe」で検索すると自家製Chex Mixのレシピもたくさん出てくる。甘いシリアルと、塩っぱいスナック、また更にそれにチョコチップを足したり、アーモンドやポップコーンを加えて自分のお好みの組み合わせにカスタマイズできるらしい。

 

マジカルループにはまると抜け出せなくなることがあるので注意が必要である。 たった今もChex Mixを食べながらこの記事を書いているのだが、そろそろ書き終わるので食べるのもストップしよう、うん、そうしよう。

 

 

私がゆるーくケトダイエットを4週間だけ試した時の話。

万年ダイエッターの私は、今は野菜多めの炭水化物控えめ、ジムに行ったりマラソン走ったりで体重減少と体質改善を試みている。

 

そんな私は、約1年程前にケトダイエットを4週間試したことがある。今回はその時に学んだこと、試してみた結果と感想、ケトダイエットに興味がある人へのメッセージなんかを書いてみようと思う。

 

  

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ケトダイエットとは?

できるだけコンパクトにまとめるために、若干省くところもあるから、「えー、違うよー、先生、この人嘘ついてまーす」なんて言わないで欲しい。

ケトダイエットとはケトジェニックダイエットとも呼ぶが、今流行りの糖質制限の究極バージョン、といった感じだ。1日の糖質摂取量を約20-50gに抑える、というのが基本だ。ちなみに、ご飯茶碗一杯分で糖質は約55gである。そう考えると20-50gに抑えることの難しさが分かるだろう。

 

どんな仕組みで痩せるの?

人は主に糖質をエネルギー源とする。しかし、糖質を究極に制限することで、体からケトン体、というものが出る。詳しいことは省くが、このプロセスにより、体が糖質ではなくて脂質をエネルギー源として使い始める。体の脂肪が燃えて、どんどん痩せる、といった具合だ。

 

何だったら食べて良くて、何を食べちゃいけないの?

食べて良いもの
  • 糖質制限食品 
  • チーズ
  • 魚、貝、エビなどのシーフード
  • 葉物野菜
  • ベリー類
  • 良質の油

などなど...

 

食べてはダメなもの
  • 米、豆、その他穀物類
  • パン
  • 砂糖の入ったお菓子など
  • 糖質の高い果物(パイナッブルとか)
  • 根菜(芋、人参、など)

などなど...

 

その他、少量だったら食べてもOKだったり、糖質リミット内であれば食べてもいいものなどもある。私の場合はゆるーく、なのであまり細かく糖質をカウントしたり、脂質とタンパク質の計算をしたりする、ということはしなかった。それでもできるだけ50g以内に収まるように努めた。

 

4週間試した結果・感想

結果は、「痩せた」である。たった4週間だから、見た目の変化こそあまり感じなかったが、体重が3キロ程するっと減った。恐らく、脂肪が減ったというよりは、水分量が減って浮腫みが取れた、という感じだと思うのだが、特に普段体重の変化の少ない私としては、4週間で3キロというのは驚く数値だった。

 

4週間試した後に学んだことを1年前の私がノートに書き留めていたので、ここから先はそれを読み返しながら書きたいと思う。

 

  • 以外と米を食べたいとは思わなかった。
  • でも、ベトナム麺料理のフォーが恋し過ぎた。
  • 外食先だと何が料理に入っているか分からないから、断然自炊になる。
  • 体重も目に見えて減るし、自分が体内に何を入れているのかはっきりして気持ちが良い。
  • アイスクリームでも何でも、探しさえすれば代わりになるものがある。(低糖質アイスや、シュガーフリーチョコ、小麦粉の代わりにアーモンドパウダーを使ったクッキーなど)
  • 外食代が減って自炊代が増えるけど、全体的に見ると食費の節約になる。
  • 外食がほとんど出来ないから、友達と遊びに出かけたときのご飯に困る。
  • 体質を変えるダイエットだから、長期的に続けないと意味がない。ケトダイエットをライフスタイルにするようなコミットメントが必要かも。
  • 時間がない時に、ささっと食べられるようなものが限られてくる。果物もシリアルバーも、おにぎりも食べられないから、朝ご飯などが不便だった。
  • 主食になるはずの米も、パンも、麺も、豆類も食べられないから、献立決めに慣れるのが大変だった。

結論

結論としては、ケトダイエットをやってみて良かった、である。食べられるものが限られてくるので、何を食べるかずーっと考えていた。糖質オーバーにならないように、買うもののラベルをいちいち見た。体に取り込むものに気を使うようになったし、自分の体の声に敏感になった4週間だったように思う。

 

私の意見としては、ケトダイエットは私にとっては、長期的に続けるとしたら難しいかなあ、と思った。やっぱりご飯も麺も食べたいし、大好きなチョコレートやミルクティーは諦められない。確かに代替品は探したり作ったりすれば無いわけではないが、手間もお金もかかる。何よりも、時間がない時にすぐに食べられるものが限られてくる、というのが辛かった。チーズスティックや、ナッツ類、ジャーキーなどをおやつ代わりに食べていたが、やっぱり果物やおにぎりを食べたかった。

 

4週間続けたとはいったが、完璧に糖質制限できていたわけでは無かったし、2週間たったところで、実は我慢できずにフォーを食べてしまった。4週間終わって、食べたものは焼きたてのピタパンだった。そのピタパンのふわふわもちもちの美味しいこと!小麦粉ってこんなに美味しいのか!と感激した。ダイエット後、いつも通りの食事に戻したら、少しづつ体重は元に戻ってしまった。

 

ケトダイエットをもう一回するか、と言われると多分しないと思うが、低糖質でヘルシーな食事は続けたい、と思った。

 

ケトダイエットを考えているあなたへ

もし、今ケトダイエットを考えている人がいるとしたら、まず最初にしっかりと調べてから始めてほしい。私は経験しなかったが、ケトフルーといって、体質変化により一時的に体調が悪くなる人もいるらしい。

 

先に書いたリストの他にも、食べていいもの、ダメなものがあるし、材料の工夫次第でケーキもブラウニーも食べられるから、ダイエットのプロセスを楽しむ気持ちだと続くのかもしれない。