みつあみマラサダ日記

アメリカ、虹の州在住のみつあみマラサダが、日常のあれこれ、お気に入りの食べ物や生活雑貨、ふと考えたことなどをのんびり書いていきます。

私がゆるーくケトダイエットを4週間だけ試した時の話。

万年ダイエッターの私は、今は野菜多めの炭水化物控えめ、ジムに行ったりマラソン走ったりで体重減少と体質改善を試みている。

 

そんな私は、約1年程前にケトダイエットを4週間試したことがある。今回はその時に学んだこと、試してみた結果と感想、ケトダイエットに興味がある人へのメッセージなんかを書いてみようと思う。

 

  

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ケトダイエットとは?

できるだけコンパクトにまとめるために、若干省くところもあるから、「えー、違うよー、先生、この人嘘ついてまーす」なんて言わないで欲しい。

ケトダイエットとはケトジェニックダイエットとも呼ぶが、今流行りの糖質制限の究極バージョン、といった感じだ。1日の糖質摂取量を約20-50gに抑える、というのが基本だ。ちなみに、ご飯茶碗一杯分で糖質は約55gである。そう考えると20-50gに抑えることの難しさが分かるだろう。

 

どんな仕組みで痩せるの?

人は主に糖質をエネルギー源とする。しかし、糖質を究極に制限することで、体からケトン体、というものが出る。詳しいことは省くが、このプロセスにより、体が糖質ではなくて脂質をエネルギー源として使い始める。体の脂肪が燃えて、どんどん痩せる、といった具合だ。

 

何だったら食べて良くて、何を食べちゃいけないの?

食べて良いもの
  • 糖質制限食品 
  • チーズ
  • 魚、貝、エビなどのシーフード
  • 葉物野菜
  • ベリー類
  • 良質の油

などなど...

 

食べてはダメなもの
  • 米、豆、その他穀物類
  • パン
  • 砂糖の入ったお菓子など
  • 糖質の高い果物(パイナッブルとか)
  • 根菜(芋、人参、など)

などなど...

 

その他、少量だったら食べてもOKだったり、糖質リミット内であれば食べてもいいものなどもある。私の場合はゆるーく、なのであまり細かく糖質をカウントしたり、脂質とタンパク質の計算をしたりする、ということはしなかった。それでもできるだけ50g以内に収まるように努めた。

 

4週間試した結果・感想

結果は、「痩せた」である。たった4週間だから、見た目の変化こそあまり感じなかったが、体重が3キロ程するっと減った。恐らく、脂肪が減ったというよりは、水分量が減って浮腫みが取れた、という感じだと思うのだが、特に普段体重の変化の少ない私としては、4週間で3キロというのは驚く数値だった。

 

4週間試した後に学んだことを1年前の私がノートに書き留めていたので、ここから先はそれを読み返しながら書きたいと思う。

 

  • 以外と米を食べたいとは思わなかった。
  • でも、ベトナム麺料理のフォーが恋し過ぎた。
  • 外食先だと何が料理に入っているか分からないから、断然自炊になる。
  • 体重も目に見えて減るし、自分が体内に何を入れているのかはっきりして気持ちが良い。
  • アイスクリームでも何でも、探しさえすれば代わりになるものがある。(低糖質アイスや、シュガーフリーチョコ、小麦粉の代わりにアーモンドパウダーを使ったクッキーなど)
  • 外食代が減って自炊代が増えるけど、全体的に見ると食費の節約になる。
  • 外食がほとんど出来ないから、友達と遊びに出かけたときのご飯に困る。
  • 体質を変えるダイエットだから、長期的に続けないと意味がない。ケトダイエットをライフスタイルにするようなコミットメントが必要かも。
  • 時間がない時に、ささっと食べられるようなものが限られてくる。果物もシリアルバーも、おにぎりも食べられないから、朝ご飯などが不便だった。
  • 主食になるはずの米も、パンも、麺も、豆類も食べられないから、献立決めに慣れるのが大変だった。

結論

結論としては、ケトダイエットをやってみて良かった、である。食べられるものが限られてくるので、何を食べるかずーっと考えていた。糖質オーバーにならないように、買うもののラベルをいちいち見た。体に取り込むものに気を使うようになったし、自分の体の声に敏感になった4週間だったように思う。

 

私の意見としては、ケトダイエットは私にとっては、長期的に続けるとしたら難しいかなあ、と思った。やっぱりご飯も麺も食べたいし、大好きなチョコレートやミルクティーは諦められない。確かに代替品は探したり作ったりすれば無いわけではないが、手間もお金もかかる。何よりも、時間がない時にすぐに食べられるものが限られてくる、というのが辛かった。チーズスティックや、ナッツ類、ジャーキーなどをおやつ代わりに食べていたが、やっぱり果物やおにぎりを食べたかった。

 

4週間続けたとはいったが、完璧に糖質制限できていたわけでは無かったし、2週間たったところで、実は我慢できずにフォーを食べてしまった。4週間終わって、食べたものは焼きたてのピタパンだった。そのピタパンのふわふわもちもちの美味しいこと!小麦粉ってこんなに美味しいのか!と感激した。ダイエット後、いつも通りの食事に戻したら、少しづつ体重は元に戻ってしまった。

 

ケトダイエットをもう一回するか、と言われると多分しないと思うが、低糖質でヘルシーな食事は続けたい、と思った。

 

ケトダイエットを考えているあなたへ

もし、今ケトダイエットを考えている人がいるとしたら、まず最初にしっかりと調べてから始めてほしい。私は経験しなかったが、ケトフルーといって、体質変化により一時的に体調が悪くなる人もいるらしい。

 

先に書いたリストの他にも、食べていいもの、ダメなものがあるし、材料の工夫次第でケーキもブラウニーも食べられるから、ダイエットのプロセスを楽しむ気持ちだと続くのかもしれない。