みつあみマラサダ日記

アメリカ、虹の州在住のみつあみマラサダが、日常のあれこれ、お気に入りの食べ物や生活雑貨、ふと考えたことなどをのんびり書いていきます。

パンツの捨てどきっていつよ。【パンツの分析と考察。共感者、いるかなあ。】

今日の内容はパンツです。パンツ及びパンツ関連のものが苦手な方は注意しながら読んで欲しい。

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*パンツの捨てどきへの思いを熱く綴っていたら、いつの間にか3000字を超える、私にしては超長文ブログとなってしまったので目次を入れておきます。

 

 

「パンツの捨てどきが分からない。」

私事だが、最近持ってるパンツを一新した。ブログの書き始めになんとまあ、あなたのパンツ事情なんてどうでもいいのよ、と思われるかもしれないが、ちょっと聞いてほしい。

 

きっかけは、ついこの前のビクトリアシークレットでのパンツの大セールに行き、「どれどれ何かお得な可愛いものはあるかしら」とパンツコーナーを見ていた時に小耳に挟んだ会話だ。近くにいた友達同士と思しき20代後半〜30代前半くらいの2人の女性がパンツを物色しながら話していた。

 

「っていうか、パンツっていつ捨てればいいか分かんないよね。」

「分かる〜、捨てどきって分かんないよね。」

これを聞いて、私も心の中で、

「分かるぅうう!同士よ!」

と思っていた。

 

100人くらいの女性を集めて、「今、家の引き出しにある全てのパンツを全くの他人に見られても大丈夫!っていう人、正直に挙手!」と言ったら、果たして何人くらいの手が挙がるのだろう。誰しも何枚かは、ちょっと人には見せられないけど捨てられない、あるいは捨てどきの分からないパンツがあるのではないか。

 

【分析】

私の分析だと、引き出しに入っているパンツには6種類ある。

 

1. 古いけど履き心地の良いパンツ

これはいわゆるヘビロテのパンツに多い傾向がある。古いのは分かっているんだけど、なんたって履き心地が良い。生地の感じとか、サイズ感が完璧。できる事なら、全く同じパンツの新品が欲しい、と思うまでに気に入っているパンツ達だ。このカテゴリにはシンプルで汎用性の高いパンツが多い。

 

2. 古いけどデザインが可愛くて気に入っているパンツ

これも割とヘビロテパンツに多いだろう。履き心地の良し悪しはともかく、とにかく気に入っているパンツだ。夏らしくて可愛いパイナップル柄のパンツ、とか、クリスマス時期に買った赤チェックで後ろにトナカイがついたパンツ、とかあるいは、後ろに付いたレースやリボンがキュートなデザイン性の高いパンツなど、人によって好みはあると思うけど、とにかく気に入っているから捨てられない、というのがこのカテゴリに入る。

 

もしかしたらブランドパンツ(例:海外のアウトレットで買ったcalvin kleinのパンツ、旅行中に見つけたセールで買ったPINK/VSのパンツ、など)なんかもこのカテゴリの仲間かもしれない。

 

3. 古いけど、それはそれで別に構わないから捨てていないパンツ

これは、古いのだけど、「汚れそうな時専用」という役目を与えて、敢えてとっておくパンツだ。主に生理の時に履く用なんかがそうだ。この類のパンツは、古くて良いのである。どうせ汚れるかもしれないのなら、新品のパンツとかお気に入りのパンツとかは履きたくない。「昔ヘビロテしてたやつ」とかがランク落ちしてこのカテゴリになる事が多い。

 

4. 買ったものの履き心地が悪い、あるいはサイズ感がいまいちなパンツ

これは10枚に1枚くらいの確率で必ずある、いわゆる「買って損したパンツ」である。パンツは試着しないで買うのがほとんどなので(だよね....?)、履き心地やサイズ感というのは家に帰って履いてみて、そして履いて生活してみて初めて分かる。こういうパンツは大抵、

  • ゴムの縫い目が腰に当たって痛い
  • 太ももの辺りの締め付けが強すぎる
  • 思ったよりローライズでずり下がりそうになる
  • チーキー(cheeky)デザインでお尻がちゃんと包み込まれない(そのデザインが可愛いんだけどね!)
  • 生地が厚めで何を着ても下着線が気になる
  • 素材が悪い(例:安い全レース、ベルベットなどのちょっと変わった生地、ラメやその他の装飾のせいで洗いにくい、など)
  • 全体的に小さすぎ
  • ゆるすぎ
  • 一回洗濯したらびよーんってなった

 

などという傾向にある。履き心地が悪いから当然履かなくなる。こりゃもうダメだ、買って失敗した、と落ち込むものの、まだ新品同様だったりしていまいち捨てにくい。引き出しの奥に入れといて、何かあったらもしかしたら履くかなあ、ととっておくものの、大抵履くことなく何年も経つ場合もある。

 

5. ただなんとなく履く機会がないパンツ

タイトスカートを履くとき用にと買ったTバックパンツや、ちょっとイキって買ってみたものの履く頻度の少ない勝負パンツ、なんかがこの部類だろう。出番が少ないから、昔に買ったとしても、あまり疲弊もしていない。ヘビロテパンツ達を見て、「いいなあ」と思いながら引き出しで過ごしている健気なパンツ達だ。

 

6. 待機パンツ

これは、常に家に何枚かある新品パンツだ。セール時に可愛いしお手頃価格だから、ということで買い溜めたパンツだが、今はスタメン達が頑張ってくれているので、引き出しの中でひっそりと出番を待っている、というパンツだ。冬のクリスマスのパンツセールで買ったものの、そのまま引き出しにて待機になり、履いてもらえるのが夏になってしまってお尻のトナカイが寂しそう、という場合もある。

 

【考察】

ここからは、それぞれのカテゴリの考察に移ろう。

 

4の、「買ったものの履き心地が悪くて使わないパンツ」は、もったいないけれど即捨てた方がいいだろう。「いつか履くだろう」の「いつか」はほとんどの場合訪れることはない。このままとっておくとただのタンスの肥やしである。ここは潔く処分したほうがいい。

 

6の「待機パンツ」は新品なのだから、捨てる必要はないだろう。履いてみていまいち、となる可能性もあるが、この時点では恐らく、可愛いと思って買った、あるいはストックが必要で買ったものなのであろうから、待機中のパンツは捨てずにとっておいてもいいと思う。

 

難しいのが1、2、3、5である。

 

1と2の、「ヘビロテパンツ」、あるいは「古いけどお気に入りパンツ」はどれも捨てるのが惜しい。次にこんなに気に入るパンツ見つけられるかしら、今捨てて後悔しないかしら、と心配になる。とはいえ、小汚く色褪せていたり、毛玉取り機当てた方いいくらいにダマダマになってしまっていたり、穴が空いていたり、レースが破れていたりなんていう物理的ダメージのあるものは捨ててしまってもいいのかもしれない。どうしても捨てられない!というものを3〜4枚残してあとは処分し、「待機パンツ」から補充するのが良さそうだ。

 

3の、「古いけどそれはそれで構わないパンツ」は、必要な枚数分とっておいてあとはスパっと捨てるのがいいかもしれない。そのうち「ヘビロテパンツ」から何枚かこのカテゴリに入ってくるのだろうから、えいっと心を決めて、1〜2枚ほどとっておくならとっておいて、残りは捨てよう。

 

5の、「ただなんとなく履く機会のないパンツ」は、実はもう2段階に分けられる。

  • 頻度は少ないものの確実にたまに履くパンツ(タイトスカート用にと買ったTバック、なんかはこの部類ですね。)
  • 頻度も少ないし、今度いつ履くかもいまいちはっきりしないパンツ(いわゆる勝負パンツなんかがこの部類になるでしょう。)

 

前者はとっておいてもいいかもしれない。普段履きではない、というだけで、目的に合わせて必ず出番がやってくるというのが確約されているからだ。

 

後者は、もし過去3ヶ月に一回も履いていないのなら捨ててしまってもいいかもしれない。この類のパンツは普段履きするほど履き心地がいいわけでもなく、しかも手洗いしなくてはならないようなデリケートな素材でできている場合が多い。「最近履いてないし、今のところ履く予定もないな」と思ったら捨てよう。

 

ということで、パンツを一新。

...と、そんなことを考えながら引き出しのパンツを一新したのである。パンツがビリビリに破けるまで履く、ということもあまりないだろう...だからこそ捨てどきがいまいち分からなかったりするのだ。更に、パンツは、日常生活において他人の目に触れることのない衣服だから、「ちょっと色が褪せてるけど、お気に入りのデザインだから大丈夫!」となったりもする。

 

あの時ビクトリアシークレットで話していた2人に私の分析と考察をお届けできるならしたいところだ。「私もパンツの捨てどき分からなかったけど、考えてみた結果、こうなったよ!」ってね。

 

もちろん大切に長く履くのも良いが、「下着は消耗品」という考えも頭においたほうがいいのかもしれない。たまには引き出しを見返して、おつかれパンツを引き出しから抜き出して、待機パンツに出番を与えることにする。